見えない危険、骨粗鬆症


早めの検査が未来を守る

骨粗鬆症は、骨が脆くなり、骨折しやすくなる疾患です。しかし、初期段階では自覚症状がほとんどないため、気づかずに進行してしまうことが多いです。早期発見が重要であり、骨密度検査を受けることが健康な骨を保つための第一歩です。特に女性や高齢者はリスクが高く、定期的な検査が推奨されます。骨粗鬆症を早期に発見することで、適切な予防や治療を早く開始でき、骨折リスクを大幅に減らすことが可能です。健康な生活を送るためにも、早期検査を心掛けましょう。

地域の皆様の骨折予防に

貢献させてください

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X線骨密度測定装置(DXA)

まずは何と言っても骨密度検査です。レントゲン台に寝るだけで簡単に検査ができます。

特に女性は50歳を過ぎたころから骨密度が低下しやすくなると言われているため、50歳を過ぎたら定期的な検査をお勧めします。骨密度の低下が始まっている方には栄養指導や日常生活での工夫などをアドバイス致します。


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血液検査

治療が必要な骨粗鬆症の診断となった方には血液検査を受けていただきます。骨粗鬆症の原因はいくつかあり、甲状腺・副甲状腺疾患、電解質異常、骨代謝異常などがないかを検査します。原因疾患が見つかった場合(二次性骨粗鬆症)は該当科の医療機関へご紹介させていただきます。年齢による骨密度の低下と判断できる場合は当院で治療を行います。この採血結果は治療薬選択の根拠にもなります。


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薬物治療

血液検査結果によって最新の骨粗鬆症治療の知見に沿った治療法をご提案しますが、最終的には患者さんと相談しオーダーメイドで治療を行っていきます。治療薬は内服から注射薬まで多岐にわたり、それぞれ特徴も異なるため納得して治療していただけるようしっかりとご説明致します。