動注治療
※自由診療
長引く痛みに新たな選択肢を
なかなか改善しない、関節や腱の痛みでお悩みの方へ。
動注治療という新たなアプローチをご紹介します。
動注治療とは?
長引く痛みの原因のひとつ、「モヤモヤ血管」に着目した治療
関節や腱などに炎症が起こると、その周囲に細かな血管が新しく作られることがあります。炎症が長引くと、こうした異常な血管が残り、慢性的な痛みの原因のひとつになると考えられています。
この異常な血管は、「モヤモヤ血管」と呼ばれています。
動注治療は、このモヤモヤ血管を薬で詰まらせ、長引く痛みの軽減を目指す治療法です。
超音波(エコー)で血管の位置を確認しながら、細い針を用いて動脈に薬剤を注入し、異常な血管への血流を抑えます。手術のような切開を伴わず、日帰りで受けられることが特徴です。従来の治療で十分な改善が得られなかった慢性的な痛みに対する、新たな治療の選択肢のひとつです。
この治療はオクノクリニックの奥野先生によって2014年に開発されたものです。
当院はオクノクリニックとライセンス契約を結び動注治療を行なっております。
※すべての慢性的な痛みにモヤモヤ血管が関係しているわけではありません。
3 POINTS
動注治療の3つの特徴
01
長引く痛みにアプローチ
慢性的な痛みに関わると考えられる
「モヤモヤ血管」に着目。
異常な血管の血流を抑え、
痛みの軽減を目指します。
02
切開を伴わない治療
細い針を用いて動脈に薬剤を注入。
手術のような切開を必要とせず、
身体への負担に配慮した治療です。
03
短時間で受けられる
比較的短時間で治療が可能。
スムーズにいけば数分で完了します。
このような痛みでお悩みではありませんか?
湿布や痛み止めの内服、注射、リハビリテーションなど、さまざまな治療を続けていても、痛みがなかなか改善しないことがあります。
指を曲げ伸ばしすると痛む、物をつかむと親指の付け根が痛む、歩くたびに足の裏が痛むなど、長引く痛みは日常生活のささいな動作にも影響し、家事や仕事、趣味などに支障をきたすこともあります。
動注治療は、こうした慢性的な痛みに対して、従来の治療で十分な改善が得られなかった場合に検討できる、新たな治療の選択肢のひとつです。
当院では、痛みの原因や症状、これまでの治療経過などを確認し、患者さん一人ひとりの状態に合わせて、動注治療が適しているかを判断します。

提供元:Okuno Clinic. 奥野 祐次医師

手・指の痛み
- ヘバーデン結節(指の第一関節の痛み)
- ブシャール結節(指の第二関節の痛み)
- 母指CM関節症(親指の付け根の痛み)

肘の痛み
- テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

足・足首の痛み
- 足底腱膜炎(足裏・かかとの痛み)
- アキレス腱炎
- 外反母趾に伴う痛み
FLOW
動注治療の流れ
STEP 01
診察・検査
まずは医師が痛みの部位や症状、これまでの治療経過などを詳しくお伺いします。
必要に応じてレントゲンや超音波(エコー)などの検査を行い、痛みの原因を確認します。
STEP 02
治療の適応判断・ご説明
診察・検査結果から、動注治療が適しているかを判断します。
治療の内容や期待できる効果、リスク、費用などについて丁寧にご説明し、ご納得いただいたうえで治療を進めます。
動注治療は自由診療のため保険診療と同日に行うことはできません。
改めて実施日の予約を取らせていただきます。
STEP 03
動注治療の実施
超音波(エコー)で血管の位置を確認しながら、細い針を動脈に挿入して薬剤を注入します。
モヤモヤ血管への血流を抑えることで、慢性的な痛みの軽減を目指します。
STEP 04
治療後の確認・ご帰宅
薬剤の注入後は、針を刺した部分を圧迫して止血します。
体調や患部の状態を確認し、問題がなければご帰宅いただけます。
STEP 05
経過観察
治療後の痛みや症状の変化を確認します。
効果の現れ方には個人差があり、改善までに数週間かかる場合もあります。
症状や経過に応じて、追加治療の必要性や今後の治療方針を検討します。
必ずご確認ください
動注治療では、以下のような症状や副作用が生じる可能性があります。
- 針を刺す際の痛みや内出血、腫れ
- 薬剤注入時の一時的な痛み・熱感・しびれ
- 一時的な皮膚の色調変化(白色・赤色など)
- 皮膚の変色が一定期間続くこと
- 薬剤に対するアレルギー反応
- まれに重篤なアレルギー反応や血流障害など
※治療効果には個人差があり、すべての方で痛みの改善が得られるわけではありません。
また、すでに生じている関節の変形を元に戻す治療ではありません。
治療を受ける前の注意事項
以下に該当する方は、必ず事前に医師へお申し出ください。
- 抗生物質などの薬剤にアレルギーがある方
- 血液を固まりにくくする薬を服用している方
- 血管や血流に関する病気をお持ちの方
- その他、現在治療中の病気がある方
患者さんの状態によっては、動注治療を実施できない場合があります。
費用のご案内
動注治療は、健康保険が適用されない自由診療(自費診療)となります。
部位
費用
手の疾患
(へバーデン結節、ブシャール結節、母指CM関節症)
片手 33,000円(税込) 両手 44,000円(税込)
肘の疾患
(テニス肘)
片肘 38,500円(税込) 両肘 49,500円(税込)
足の疾患
(足底筋膜炎、アキレス腱炎、外反母趾)
片足 38,500円(税込) 両足 49,500円(税込)
FAQ
よくある質問
湿布や飲み薬、注射、リハビリなどの治療を行っても、痛みが長期間続いている方にとって、選択肢のひとつとなる治療です。
ただし、すべての痛みに有効なわけではありません。診察によって痛みの原因を確認し、適応を判断します。
細い針を使用しますが、一般的な注射と同様に針を刺す際の痛みがあります。
また、薬剤を注入する際に、一時的な熱感や痛み、しびれなどを感じることがあります。
効果の現れ方には個人差があります。
治療後に比較的早く症状の変化を感じる方もいれば、数週間かけて徐々に変化する方もいます。
十分な効果が得られない場合もあります。
必要な治療回数は、症状や治療後の経過によって異なります。
1回の治療で経過を観察する場合もあれば、追加治療を検討する場合もあります。
多くの場合、日常生活への大きな制限はありません。
ただし、治療部位や患者さんの状態によって注意点が異なるため、治療後に個別にご説明します。
まずはお気軽にご相談ください
痛みの原因や症状、これまでの治療経過を確認したうえで、動注治療が適しているかを判断します。
すべての疾患や患者さんに適応となるわけではありません。
記事作成 日本専門医機構認定整形外科専門医 谷 亜諭

